日本マイクロソフトは1月15日、2020年にサポートを終了する製品について、現在の移行状況と、最新クラウド環境への移行支援を行うことを発表しました。同社の「Windows 7」のサポートは2020年1月14日に、「Office 2010」のサポートは2020年10月13日に終了します。
発表によると、現在日本国内において、Windows 7を搭載するパソコンは企業で1,600万台・一般家庭で1,100万台、Windows Server 2008を搭載するサーバーは48万台が稼働しているとのこと。特に、Windows 7については、大企業の95%が移行を開始、自治体の97%がサポートの終了を認知している一方で、中小企業での認知は63%に留まっており、対応の遅れがやや目立つ状況です。古いOSやソフトウェアを使い続ける危険性は、個人ユーザーでも変わりません。独立行政法人情報処理推進機構(IPA)も、今年に入り、改めて注意を呼びかけています。お使いのソフトウェアのサポート期間を確認し、該当する場合は早めに最新版へ移行する準備をしましょう。
【トレンドマイクロ is702】
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