近年、日本は未曾有の人材採用難時代に突入。売り手市場が続き、採用にまつわる課題は今や重大な経営課題になっています。サンロフトでも、採用に関するWebサイト制作やマーケティングについてご相談を受ける機会が増えてきました。就職活動においては、インターネットを経由したやり取りが活発に行われており、特にスマートフォンを使いこなす学生は、積極的にWebサイトから応募先の情報を収集しています。
数年前から日本の採用現場では、求人特化型の検索エンジンがトレンドです。テレビCMや多くのメディアでの広告戦略によって定着しつつある「Indeed」や1月からサービスが始まった「Google しごと検索」。今後は、これらの求人特化型の検索エンジンを活用していくことが採用活動において重要なポイントとなりそうです。今回はこの2つのサービスの基本的な情報をご紹介します。
Indeedとは?
Indeedは求人情報に特化した検索エンジンです。Indeed上で職種や地域などのキーワードを入力して検索すると、条件に合った求人ページが表示されます。GoogleやYahoo!などの検索エンジンで「求人」に関する情報を検索すると上位に表示されるところも強みです。Indeedに情報を掲載するには、直接Indeedに求人情報を登録する方法と、自社の採用サイトをクロールさせる(読み込ませる)方法の2種類があります。自社サイトをクロールさせるためには、職種ごとにページを分けて求人情報を掲載すること、応募方法・仕事内容が明確であること、企業情報が明確であることなどの条件があり、それらを満たした上で、クロールの申請を行います。
Google しごと検索とは?
アメリカで2017年にリリースされたサービスが2019年1月23日、日本に上陸しました。Googleの検索エンジン上で、「求人」や「転職」などの求人情報を探していると想定されるキーワードで検索された際に、検索エンジンのトップにあらゆる求人情報が表示される新しい機能です。日本で検索エンジン上位に表示されるものといえば、Indeedや大手求人メディアなどを思い浮かべますが、今後はGoogle しごと検索も、Google上において上位に表示されることになります。対応するには、自社の採用ページに求人情報の構造化データ(専用タグ)を追加するか、対応した求人サイトに登録することで、検索結果に自社の求人情報を表示させることができます。
- 採用サイトの最適化についてご相談を受け付けています
- サンロフトでは採用サイトについてのご提案も行っています。「ウェブ解析士」の資格を持った専門家が分析し、コンテンツや検索エンジンの対応などお客様に合わせた最適な提案をさせていただきます。もちろん、求人特化型検索エンジンへの対応についてのご相談も受け付け中。お気軽にお問い合わせください。