マカフィーは2018年12月11日、日本国内の経営層や情報システム部門などのビジネスパーソンを対象に実施した「2018年のセキュリティ事件に関する意識調査」の結果から、2018年の10大セキュリティ事件ランキングを発表しました。
第1位はコインチェックによる仮想通貨「NEM」の流出事件でした。注目はその被害額で、当時のレートで約580億円相当と史上最高額を記録し、国内外で話題となりました。オンラインで取引される仮想通貨は、今後も攻撃のターゲットになりそうです。また第2、５、10位には企業を騙るメールによるフィッシング詐欺、第8位にはビジネスメール詐欺がそれぞれランクイン。巧妙化する不正メールの脅威が顕在化した1年となりました。
同社は信頼できるメールやWebサイトかどうかを見極められるように、従業員のリテラシーを備えていく必要があると提言しています。
【2018年のセキュリティ事件に関する意識調査】
