近年、ニュースや新聞などで「AI」という言葉をよく見かけるようになりました。人口減少社会で職場の人手不足が深刻化し、業務の生産性を高めることが急務となっている昨今。AIはこの課題解決に活躍が期待されています。しかし、その導入事例は大企業のものが多く、まだまだ中小企業や個人では、AIを身近に感じられないという方もいらっしゃるかもしれません。
今回は、私たちの生活や業務の中ですでに活躍しているAIをご紹介します。身近なところからAIに触れ、業務での活用についてイメージしてみませんか?
AIメールシステム
普段何気なく使っているメールシステムにも人工知能が組み込まれています。Gmailでは、メールの内容に合わせてAIが返信文の案を提示してくれたり、数日前に送受信したメールのリマインド通知をしてくれたりします。メールのような膨大なデータから情報を整理するのもAIの得意分野。業務効率化を実現できます。
AI家電
ボタンひとつで掃除をするロボットや献立を考える電子レンジ、自動で温度調節をするエアコンなど、AI家電が増えています。日常生活の行動や言葉を学習し、私たちの生活にあわせてサポートするように成長するAI。企業での導入は快適な環境づくりに、プライベートでの活用はライフスタイルの改善に繋がりそうです。
AIアシスタント
スマホやスマートスピーカーのAIアシスタントが一般的になりました。「今日の予定は?」「駅までの道は?」などと声をかけるだけで、音声アシストにより私たちの言葉を把握し、仕事の予定や商談先までの道を教えてくれます。スマホさえあれば使えるシステムで、AIを活用するイメージがわきやすいかもしれません。