情報処理推進機構(IPA)は、7月17日に書籍「情報セキュリティ白書2018」を発行しました。
対象となる2017年度は、身代金を要求する世界規模のランサムウェア「WannaCryptor」(WannaCry)によるサービスや業務の停止、国内外でのビジネスメール詐欺、仮想通貨取引所への不正アクセスによる多額の金銭被害の発生といった、多くの被害が確認され、サイバー攻撃が企業の事業に大きな打撃を与えたと言える年でした。
本白書では、情報セキュリティに関する事件・事故・新たな攻撃の手口についての事例や状況がまとめられている他、注目すべきテーマとして、「IoT」、「仮想通貨」、「スマートフォン」、「制御システム」、「中小企業」に関する情報セキュリティが紹介されています。情報セキュリティに関する脅威は、2017年よりもますます巧妙化、深刻化しています。事例やトレンドを確認し、身近にある情報セキュリティ上の脅威を知っておくことが重要です。
価格は2,160円。Amazonなどで購入できますが、以下のIPAサイトにてアンケートに回答すればPDF版を無料で入手することが可能です。
【情報セキュリティ白書2018】
https://www.ipa.go.jp/security/publications/hakusyo/2018.html