インターネットが私たちの日常に欠かせないものとなって久しく、それに伴いメディアとしての規模も年々拡大してきました。英国のメディアサービス企業であるゼニスメディアによると、全世界のインターネット広告費が、昨年の2017年に初めてテレビの広告費を上回ったとのことです。日本においても、消費者がインターネットの情報で意思決定をして商品を購入する流れは一般的になってきており、今後、インターネット広告の重要性はさらに増していくことが予測されます。今回は、効果的なインターネット広告を出稿するための基本をご紹介します。
インターネット広告出稿の基本
自社商品とユーザー属性を知る
インターネット広告は、配信するユーザーの属性(年齢・地域・性別など)を絞りこめるところが特徴です。まずは、自社商品をどんな人が購入し、どんなシーンで必要とされ、どんな効果が期待されているのかなど細かく書き出してみましょう。広く訴えかけるよりも、ターゲットを狭く絞っていくことが大切です。
心動かす広告内容を考える
インターネット広告の役割は、ユーザーに広告をクリックさせ、自社サイトに誘導すること。キーワードを目立たせる、簡潔な言葉にする、他社と差別化するなどに注意して、設定したターゲットが求める広告内容を考えましょう。具体的な数字を入れたり疑問形で訴えかけたりするのも、良いかもしれません。
結果を分析し改善する
配信した広告の結果をもとに、どのキーワードで成果が出やすいか、どの広告に訴求力があるかなどを分析し、次の配信で改善しましょう。同じ内容でも、語尾や、キーワードの順番を変えるだけで効果が変わってくることもあります。クリック数などをこまめに確認し、効果がなければすぐに修正しましょう。
インターネット広告は、差し替えが簡単にできるところも利点。トライ&エラーで、ノウハウを積み上げていくことが大切です。メディア価値が高まっている今こそ、インターネット広告をはじめてみませんか?