ここ数年、インターンシップの動きが活発になり、就業体験による学生支援だけでなく、就職活動へつなげる動きも増えてきました。「2018年卒マイナビ大学生広報活動開始前の活動調査」によると、学生がこれまでに1度でも「インターンシップに応募や申し込み」をした経験がある割合は、80%を超えており、5年連続で増加傾向。学生も就職活動を始める前にまずはインターンシップ、という流れが当たり前になっているようです。サンロフトのオフィスがある静岡県でも普及推進が活発に行われるようになり、4月には企業向けの「インターンシップ説明会」が開催されました。今月は、サンロフトにおけるインターンシップの取り組みを紹介します。
サンロフトにおけるインターンシップの取り組み
目的を明確にしプログラムを企画
インターンシップの目的は、会社や仕事を知りたい学生の皆さんを支援すること。まずは、インターンシップのグランドデザインを定め、どんなことをどんな視点で学んでほしいかをまとめて学生にも共有しています。目的に沿ったプログラムを企画することで、社員も学生もお互いが納得感を得ながら進行することができます。
ITを活用した日報コミュニケーション
自社開発の社内SNS「nanoty」を利用した日報コミュニケーションを取っています。学生や社員がその日の出来事を報告したり、コメントしたりしながら、オンライン上で交流します。スケジュールの共有や業務の連絡・報告も同システムを活用。大学への報告資料もこちらの日報を印刷して使用している学生が増えています。
報告会とアンケートによる学生フォロー
最後のクロージングの時間は充分に取っています。体験を通して、はじめに確認した目的を意識して業務を進められたかどうか、成果物や日報を見ながら振り返り。また、終了後に学生へアンケートを取り、採用活動へ向けた意識調査と来年のインターンシップの参考になる意見を集めて、次へのステップにつなげています。
インターンシップのグローバル化
4月からサンロフトには、ドイツ生まれのインターンシップ生ハーム君が来ています。大学からの紹介で実現した今回の海外インターンシップ。彼は、自国に観光していた日本人に好意を持ち、日本の言葉や企業を研究し、働いてみたいと思ったそうです。サンロフトもそんな彼に何か協力ができないかと思い、インターンシップを受け入れることにしました。今後、日本の企業に就職したい外国人は増え、こうしたインターンシップも増えていきそうです。ハーム君は半年間サンロフトで働く予定。弊社に来社される方は、ぜひお声かけください。