Webサイトの運営は、コンテンツを更新したり状況を分析したりするのにそれなりの時間が必要で、継続するのはなかなか大変です。ただ、継続はチカラとなります。改善に必要な最低限の項目だけでも定期的にチェックしてみてはいかがでしょうか? 今回は、アクセス解析の無料ツールとして多くの人が利用している「GoogleAnalytics(グーグルアナリティクス)の基本的な項目と、その目標数値、判断基準、改善策をご紹介します。
Google Analyticsでは、高機能で様々な数値を確認できますが、それゆえにどこから何を確認すれば良いのか迷ってしまうこともあります。まずは、上の表を見て基本的な項目の確認をしてみましょう。ここを把握するだけでも充分Webサイトの改善を進めることができます。例えば、トップページの直帰率が60%以上の場合、1ページだけを見て離脱してしまうユーザーは、全体の半数以上。これでは、せっかくWebサイトへ誘導できたにも関わらず、PRの機会を逃してしまいます。数値目標としては40%以下が理想です。もし、トップページに文字が多い場合は、視覚から伝えられるページに改善したり、下層ページへのリンク導線を増やしてみたりするなどの対策が考えられます。このように、それぞれの数値の意味を把握し、そこから仮説を立てて改善を積み重ねることで、自社のWebサイトを成長させていきましょう。