11月10日、弊社の地元である焼津文化会館にて、今年で3回目を迎えた「IT経営フォーラム」が開かれました。地元はもちろん、県外からの参加者もあり、200名を超える皆さまが、ますます深まってゆく経営とITとの関わりをともに考える場となりました。ご来場くださいました皆さま、お忙しい中誠にありがとうございました。本コーナーでは、2回にわたりフォーラムの様子をレポートする予定です。今月は、まずセミナーについてお届けします。
基調講演「IoT、ビッグデータ、人工知能の時代の成長戦略」
元 Google米国本社副社長 兼 Google日本法人社長 村上 憲郎 氏
IoT、ビッグデータ、人工知能というテクノロジーが時代の流れの中でどのように進化し、世の中をどう変えていくのか。大学の講義のような雰囲気でじっくり語っていただきました。専門的なキーワードが満載でしたが、受講者からは「世界レベルの貴重な話を村上氏から直接聞くことができてよかった」「講座を踏まえて関連情報をネットで調べたい」という感想が聞かれました。
第1講座「デジタルマーケティングで地方の経営が変わる」
株式会社船井総合研究所シニア経営コンサルタント 斉藤 芳宜 氏
3年連続でご登壇の斉藤氏。今年も講座を楽しみにしていたファンが多かったようです。ペルソナの設定、カスタマージャーニーマップの作成、Webサイトのスマホ対応など「即実践したいことが定まった」という感想が聞かれました。
第2講座「情報セキュリティの10大脅威とサイバー攻撃の最前線」
ウォッチガード・テクノロジー・ジャパン株式会社 社長執行役員 根岸 正人 氏
セキュリティへの意識は高まりつつあるものの、予想以上に深刻化している現実を知り、個々の意識の向上と複数の対策の実施の必要性が再認識されました。受講者には特に偽メールによる感染被害が脅威と捉えられていました。
第3講座「~徳島県美波町の事例に学ぶ~ ICT企業が担う地方創生」
株式会社あわえ 代表取締役 吉田 基晴 氏
サテライトオフィスの創設や地方移住の先進事例としてはもちろん、「半地方半東京」「半X半IT」、地域で何らかの役割を果たし充実感を得る「つとめ」など、新しい働き方やライフスタイルの発想に羨望や共感の声が集まりました。
- おしらせ
- サンロフトの仕事納めは12/29(木)、仕事始めは1/5(木)となります。
2017年もどうぞよろしくお願い申し上げます。