一説によると、人は思ったことを80%しか伝えられず、それを相手が理解するのは50%、実際に行動に移してもらえるのは15%だと言います。提案書やWebサイト、チラシ、社内外のコミュニケーションなど、私たちは、普段仕事をする中で自分の考えや想いを伝える機会はたくさんありますが、そのどれほどを相手に伝えられているのでしょうか?今回は、伝えるための工夫として、「インフォグラフィック」の世界をご紹介します。
人間の脳は50%が視覚関係の処理に使われているそうです。上図のようにカラフルな色や数字を使ってビジュアル化した情報は、見る人の興味を高め、瞬時に理解され、そして記憶されやすくなります。
「インフォグラフィック」とは、情報やデータをイラスト・数字・グラフなどを使って視覚的にわかりやすく表現したもの。身近なものに、天気予報図や駅の路線案内図などがあり、実は身の周りの至るところに隠れています。それが近年、企業を中心に活用され始めました。膨大な量の情報をその分野の専門外の人でもより簡単かつ直感的に理解できることが理由のようです。
インフォグラフィックはエクセルやパワーポイント、フリーのイラスト素材を利用することで、普段の業務にも活用することができます。インフォグラフィックを使って情報を可視化することで、より伝わりやすい資料づくりに挑戦してみてはいかがでしょうか。