パスワード管理サービスを提供する米SplashDataが1月19日、インターネットで多用されている「最悪なパスワード」2015年版ランキングを発表しました。1位は「123456」、2位は「password」と、上位の順位は例年通りで変化がなく、未だに多くの人が危ないパスワードを利用し続けています。
今回新たに上位にランクインしたものは、右記の通りです。「1qaz2wsx」や「qwertyuiop」はキーボードで一列に並んだ数字やアルファベットの羅列であり、「solo」や「starawars」は2015年に映画が公開されて話題となった「スターウォーズ」の影響を受けていることがわかります。多くの人が知っている時事ネタや、シンプルで「覚えやすい」「打ちやすい」文字列は、ハッカーの格好の標的になるため、パスワード設定では避けることが賢明です。
強固なパスワードの条件のひとつは、アルファベットの大文字、小文字、数字、記号の組み合わせ。今回発表されたものはすべて当てはまっておらず、パスワード作成の基本の重要性を今一度見直す必要があります。
【「最悪なパスワード」2015年版ランキングが発表】
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160120-00000034-it_nlab-sci