仕事始めの慌ただしさの中でも、常にビジネスに役立つ情報をキャッチしようとアンテナを張っている皆さまへ。毎年恒例となりました、企業が注目するべき「7つのITキーワード」をご紹介します。聞き古された言葉が多いかもしれませんが、それは世の中に浸透してきた証拠。今こそ、その成果を具体的に知ることができます。
モバイル&クラウド活用
スマホやタブレットは1人1台以上を場面に応じて使い分け、GoogleAppsやOffice365などのクラウド型グループウェアで全社員が情報共有をする。これができる企業とできない企業の差が顕著になってきそうです。
Webサイトのスマホ対応
Webサイトへのアクセスは、今や半数以上がスマホから。検索結果の表示もスマホに最適化されたWebサイトが優先されます。1人でも多くの対象者に情報に触れて欲しいと思うなら、スマホ対応は必須となりました。
サイバーセキュリティ対策
仕掛けが巧妙化し、なりすましメールなどを見破ることが難しくなっています。サイバーセキュリティ対策としては、会社の仲間、家族、友人らとともに意識を高め、情報モラルや正しい知識を学んでいくことが重要です。
オープン・イノベーション
信頼し合う複数の企業間で積極的に技術やアイデアを持ち寄り、革新的な製品やサービスを生み出していく時代。開発契約も従来の受託型からラボ型に移行しています。価値観・ビジョン・使命感が連携の鍵となります。
業務システムのクラウド化
財務会計、給与計算、販売・仕入・在庫管理など、基幹系業務システムがクラウドに切り替わる技術環境は整いました。大手企業よりも、中小企業のほうが積極的に導入して、システム導入の効果を実感できそうです。
デジタルマーケティング
Webサイト、メール、ブログ、Facebook、LINE、YouTube などを利用したデジタルマーケティング。その継続的な効果測定ニーズから「マーケティングオートメーション」が生まれ、先進的な企業が使い始めました。
IoT(Internet of Things)
あらゆるモノがインターネットに繋がる時代が来ました。先進事例がニュースになりますが、さらにユニークな事例が次々と登場するでしょう。IoTに関連した事業ができないかと様々な分野の企業が動き出しています。
7つのキーワードにはあえて含めませんでしたが、人工知能やロボットなどは急速に発展しています。これまでSF映画の世界で描かれてきたことが、いよいよ現実になる日が近づいてきました。
パソコンの普及から20数年ほどで成熟期と呼ばれるまでになった現代のIT業界。情報過多の時代で求められるのは、ITをどのように活用したら良いのか導き出せる思考力となりそうです。私たちはITを使ってお客様の事業の発展に貢献することを目指し、2016年もシステムやWebサイトの提案、サポートに努めてまいります。