2015年10月より通知が始まり、2016年1月より開始したマイナンバー制度ですが、このとても重要な番号を狙った詐欺が通知開始後すぐに現れたことが話題になりました。
このマイナンバー制度施行によって、社会保障、税、災害対策分野での行政手続きが効率化され、住民にとっても利便性が高まることが期待されています。一方で、総務省を名乗った「マイナンバー確定のお知らせ」という件名のメールが届き、それに記載されたURLをクリックしたユーザを不正サイトへ誘導することもあり、制度導入に便乗したネット詐欺に注意が必要です。
マイナンバーに限らず、意図せず重要な情報を漏らさないためには、ネット利用時に次の3つのポイントを守りましょう。
- 一般的に、企業や公的機関はメールや電話で重要情報を照会しません。入力やURLのクリックを促すメッセージには反応しないようにしましょう。
- 「通知が届いた!」と写真をSNSにアップするなど、ナンバーをぼかしたとしてもネット上で個人情報を不用意に明かさないようにしましょう。
- セキュリティソフトを利用しましょう。詐欺サイトなどへのアクセスや不用意な情報入力を未然にブロックしてくれます。
ネット利用者から個人情報をだまし取るネット詐欺は、今後さらに激しさを増すと予想されます。マイナンバーに関わらず、ネット上での重要情報の取り扱いはくれぐれも慎重に行いましょう。
【マイナンバーのセキュリティを意識しよう】
http://www.is702.jp/special/1866/