インターネットとスマホの社会を生きる私たち。職場はもちろん、家族みんながインターネットやスマホを長時間利用しているという家庭も多いのではないでしょうか。仕事を持つ人に限ったことではなく、小さな子どもたちから学生、ミセス、シニア層まで、まさしく老若男女が親しむものとなった今こそ、それらを安心・安全に楽しむための情報モラルやセキュリティ対策に意識の高い人が、身近な社員や家族をリードする必要性が高まってきているのではないでしょうか。
親の利用時間は子どもにも影響あり。父親と母親による情報共有が鍵に
カスペルスキーが協賛し、NPO法人イーランチが幼稚園・保育園などで実施している「スマホのある子育てを考えよう」という保護者向けのネット安全利用啓発事業では、昨年度だけでも1,000名以上の保護者がセミナーを受講しました。
事前に実施したアンケート調査では、今どきの子どもたちは幼児期からスマホやタブレットに親しみ、3歳では55.3%が週2、3回~ほぼ毎日利用をしています。また、親の利用時間は子どもに影響しており、親が1日に2時間以上、スマホやタブレットを利用していると、子どもの利用時間も長くなっていました。
このセミナーでは、モラル教育、家庭でのルールづくり、フィルタリングやウイルス対策ソフトの活用などを講義とワークショップで学びます。家庭での実践では、お父さんとお母さんの情報共有が鍵のようです。
思わず「あるある!」と言ってしまう場面のセキュリティかるたで楽しく学ぶ
興味の赴くままにキーワードで検索したり、ゲームや動画を楽しんだりすることは好きでも、情報モラルやセキュリティ対策と聞いた途端に苦手意識が働いたり、そもそも危険性を認識していなかったりする人も多いようです。できるだけ楽しく、わかりやすく情報を共有し、ともに学ぶ工夫をしたいものです。
楽しみながらセキュリティが学べる「セキュリティかるた」は、「あ」~「ん」の45枚と「い」「ろ」「は」の48枚があります。日立システムズが「情報セキュリティブログ」(http://securityblog.jp/karuta/)にて公開しており、解説文や関連トピックスも紹介しています。家族でも会社でも、遊びながら学べる教材です。
また、最新の情報を入手するにはセミナーがおすすめ。11/11のIT経営フォーラムの第3講座では、セキュリティソフトメーカーであるカスペルスキーの川合社長が最新のセキュリティ情報を語ってくれます。