「マルウェア(malware)」とは、「悪意がある(malicious)」と「ソフトウェア(software)」を組み合わせた造語です。害を与える不正なソフトウェアのことをまとめてそう呼んでいます。主なものに、「ウイルス」や「ワーム」、「トロイの木馬」、「スパイウェア」が挙げられます。その他に「キーロガー」「バックドア」「ランサムウェア」「エクスプロイト」などがありますが、主なマルウェアの特徴を把握して効果的な対処をしていきましょう。
「ウイルス」は、既存プログラムの一部を改ざんして入り込み、自己増殖するマルウェアのこと。一方、「ワーム」は、単独で存在でき、自己増殖をします。「トロイの木馬」は、一見無害のように見える写真やアプリなどのファイルを通じてコンピュータ内部へ侵入し、外部から受ける命令で感染した端末をコントロールします。「スパイウェア」は、主に情報収集を目的とするマルウェアのことで、被害が目立たないため、感染していることに気付きにくいことが多いです。
かつてはWindowsだけの問題だったマルウェアも、現在はMacintoshやスマートフォン、タブレットにおける被害が増えています。感染経路は、メール通信時、不正サイトへのアクセス時、怪しいソフトのインストール時などが多いようです。「気をつける」だけでは防げないことも多いため、1本のソフトで、パソコン、スマートフォン、タブレットすべてを守ってくれるオールインワン型のセキュリティソフトがおすすめです。詳しくはサンロフトまで。
【マルウェアとウイルスの違い】
https://japan.norton.com/malware-virus-difference-2041