IPA(情報処理推進機構)が、「情報セキュリティ10大脅威2015」を発表しました。今年の1位は「オンラインバンキングやクレジットカード情報の不正利用」です。日本の銀行口座をターゲットにした不正送金ウイルスが、個人だけでなく法人にも被害を広げ、2014年上期時点で2013年の被害額を上回りました。この結果、昨年の5位から1位に上昇しました。また、2位の「内部不正による情報漏えい」は、通信教育大手で発生した事件で、情報漏えい件数が過去最悪だったため、昨年の11位から2位に急浮上しました。
2015年も企業、個人のいずれも、これまでの脅威に加えて、新たな脅威にさらされることが見込まれます。被害に遭わないためには、まず脅威の手口をいち早く理解し、適切な対策に取り組んでいきましょう。
「『情報セキュリティ10大脅威 2015』を発表」
http://www.ipa.go.jp/about/press/20150206.html