2014年9月、iCloudのアカウントが乗っ取られたことにより、米国著名人のプライベート画像が多数流出したことが話題になりました。いつでもどこでもアクセスできるクラウドサービスは便利な反面、そういった危険を持ち合わせていることも事実。便利なクラウドサービスをもっと安心して使うために、独立行政法人情報処理推進機構「IPA」は、利用時の注意点を挙げています。
クラウドサービスを利用する際の注意
1. 安易に推測できるパスワードを使用しない
2. パスワードを使い回さない
3. IDとパスワードを入力しようとしているサービスが本物かを確認する
4. セキュリティオプション(ログイン通知や二段階 認証など)が提供されている場合は積極的に利用する
基本的なセキュリティ対策である、パスワードの適切な管理がここでも鍵を握ります。また、それに加え、各クラウドサービスをきちんと理解することも大切です。保管データの公開範囲を限定できるものや、保管すると自動的に招待したユーザにデータが共有されるものがあり、サービスによってデータ保管時の動作は様々です。したがって、各サービスでそれぞれ適切な設定を行う必要があります。
「クラウドサービスからの情報漏えいに注意!」
http://www.ipa.go.jp/security/txt/2014/10outline.html