今年3月号のセキュリティトピックスにてご紹介しました、Windows Server 2003のサポート終了について再度のご案内です。サポート終了日は、2015年7月14日。残り1年を切りました。Windows XPのサポート終了時は、PCの買い替えさえすれば解決できましたが、今回のようなサーバー製品の場合は、サーバー統合、仮想化、クラウドの活用など、解決の選択肢が多様化しています。
なかでもクラウドの活用がおすすめ。社内環境のクラウド化のメリットは、以下の通りです。
- 大がかりな初期投資が不要
- 必要最低限のスペックで運用開始が可能
- 規模の拡大・縮小を後で柔軟に対応可能
クラウドサーバーは、インターネットにつながっているPCがあれば、いつでもどこでもアクセスできる仮想的な環境です。そのため、サーバー用の機器を準備したり、後々のことを検討して大容量のスペックを準備したりする必要もなく、必要なときに必要な分だけレンタルできます。また、クラウドサーバーのサービスは、今や参入する企業が多くなり、複数サーバーを用意してデータをバックアップすることも、標準サービスになっていることが多いです。そのため、自社でバックアップする環境を整える煩わしさがなくなりました。