ITは今や業務の効率化から、商品企画・開発、プロモーションやマーケティング、社員の仕事環境整備やモチベーション向上、顧客サポートなど、企業経営全般に深く関わるようになりました。ITのトレンドワードは次々と登場しますが、それらを経営と結び付けて考えますと、ひとつの大きな流れになることがわかります。
Cloud ~クラウド~
インターネット環境下でシステムを利用したり、データを管理したりするクラウドコンピューティング。サーバやソフトを購入して管理する負担がなくなるため、コストが抑えられる、導入までの期間が短い、専門知識がなくても導入できる、セキュリティの信頼性が向上する、運用が楽になるなどが利点として挙げられます。
Big Data ~ビッグデータ~
企業活動に役立つ情報を導き出してくれるビッグデータ。Webサイト解析データ、お客様の商品購入履歴、ソーシャルメディアに蓄積される投稿データ、サポートセンターに記録されるお客様対応履歴など、いずれも膨大で、様々な要素を含み、リアルタイムの動きに直結しているため、経営判断や事業展開に活かせます。
BI ~ビジネスインテリジェンス~
ビジネスインテリジェンスとは、企業内外の様々なデータに基づく経営の意思決定手法。いかに有益な情報を導き出せるかが重要で、もともとは専門家が頼りでした。様々なデータが入手可能となり、分析ツールも増えた今となっては、社内でそれぞれの職責者がスピーディに分析し、判断するチカラが求められています。
Mobile ~モバイル~
携帯可能な小型コンピュータとして浸透した「スマートフォン」や「タブレット」。いつでも手元にあることから、通話やメールに加え、Facebookなどを利用したコミュニケーションで、つながりを広めたり、深めたりしているビジネスマンも増えました。また、事務所に限定されないワークスタイルも広まっています。
Application ~アプリ~
アプリ(アプリケーション)とは、OS上で機能する特定の目的を持ったソフトウェアのこと。最近ではモバイルの普及によって、スマートフォンやタブレットで利用するものが次々と公開されています。市販アプリを活用するだけでなく、自社の商品管理や販売管理、社内情報共有のためのアプリも欲しいところです。
ITトレンドと聴くと一時の流行で短期間に廃れてしまうのではないかという懸念の声も聴かれます。しかし、今やITのトレンドは経営のトレンドと言っても過言ではないほど、その関係性は密接になってきています。キーワードの専門的な意味よりも、それがどのように経営に役立つのかを知りたいところ。その答えは7/3の「ITの5大トレンドを把握し、売上向上&利益創出を実現する方法公開セミナー」で。