設備投資、新規事業、雇用安定、地域貢献などなど。企業活動が充実すればするほど、取り組みたいことはどんどん増えていきます。
そんなとき、うまく活用したいのが助成金です。サンロフトでは、社員のスキルアップの機会を拡充する目的で、厚生労働省の「キャリア形成促進助成金」を利用したことがあります。皆さんの会社では、助成金を活用したことはありますか?
ネット情報をもとに基本情報を収集
各省庁や都道府県、市町村のWebサイトを閲覧したり、助成金名で検索したりすると、関連情報が豊富に見つかります。助成金情報を集めたWebサイトなどもいろいろあります。
株式会社ラックが運営している「助成金ねっと」もそのひとつ。このWebサイトでは、「研究開発」「グローバル展開」「展示会出展・販路拡大」「省エネ設備導入」「雇用関係」「農水・国交」などと助成金を分野別に紹介しているほか、助成金の基礎知識や素朴な疑問に答えてくれるコンテンツもあります。助成金情報のメールマガジンも配信中です。
最初のうちは堅苦しい文面を読み解くのにだいぶ負担を感じますが、様々な助成金の情報に触れていくことで、その特徴だけでなく、共通点も見えてきます。そうすると、自社で活用できるかどうかの判断もしやすくなるのではないでしょうか。
面倒な書類作成・・・そこに意味がある!
さて、助成金の申請には複数の書類の作成が必要です。この書類作成が面倒で、助成金の申請を敬遠される方も多いようです。
しかし、事業計画書や社員のキャリア形成支援計画などの書類をまとめるプロセスでは、そのことを考え抜き、具体的な計画に落とし込み、それが実現可能かどうかをあらためて検証することになります。そして、その成果物として理路整然とした文書が完成し、それを外部の人材が検証、評価をしてくれるのです。助成金の獲得が本来の目的だとしても、こうした申請手続きの経験は、決して無駄にはならないでしょう。
システム導入やWebサイト開設に活用
様々な企業活動にITを活用することは、今や自然の流れになっています。そこで、「商品管理のシステムの導入をしたい」「プロモーションや販売を目的にしたWebサイトを開設したい」「ユーザーの声を集めるコミュニティ(SNS)を開設したい」「社員のITスキルをアップさせる研修を実施したい」「販促用のチラシやリーフレットを制作して配布したい」などなど、システム導入やWebサイト運営、IT研修、販促活動など、サンロフトが皆さまにお見積りを出すような内容にも、助成金を活かすことができそうです。
実際にお金が動くことなので、申請が通ったあとも報告の義務があったり、いくつかの成約があったりしますが、まさしく御社にマッチする制度であれば、活用を検討したいものです。また、助成金の情報から、世の中の大きな商流や金流を垣間見ることもできるのではないでしょうか。
お知らせ
4/30(水)~5/2(金)の期間は運営しておりますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。