2015年7月14日にサーバーOSのWindows Server 2003のサポートが終了することをご存知でしょうか? こちらもWindows XPと同様で、サポートが終了すると、これまで提供されていたセキュリティ更新プログラムが提供されなくなり、サーバーの脆弱性が高まって、ウイルスなどの外的攻撃に弱くなってしまいます。
また、Windows Server 2003が導入されているハードウェアの多くが5年以上前のモデルです。そのため、老朽化によって故障率も高まり、省エネ効率も悪いのが現状です。社内のアプリケーションサーバーやファイルサーバー、ADサーバーなどの用途で重要な役割を果たしているため、移行の遅れは業務全体に影響を及ぼします。日本マイクロソフトも、2013年11月の時点で「今から移行を」と、早期対応を呼びかけていました。
Windows Server 2008から新しいカーネルを使用し、セキュリティ機能がコアに実装されており、2012もそれを継承しています。メモリー空間の割当やプログラムの制御、周辺機器へのアクセスの制御を担うカーネルを新しくすることで、セキュリティも強化されています。
サーバーのOS移行は、仮想化環境への移行、アプリケーションの移行、アップグレードなど、段階的に行う必要があります。より快適で安全な環境作りのために、当社からもご提案をしていきます。
Windows Server 2003の商品ページ
http://technet.microsoft.com/ja-jp/windowsserver/bb512919.aspx