トレンドマイクロ株式会社が運営する、セキュリティポータルサイト「インターネット・セキュリティ・ナレッジ」では、2013年にセキュリティで注意すべきポイントが発表されました。2012年に起こったセキュリティの脅威を振り返るとともに、2013年で特に注意が必要なポイントと対策が解説されています。
2013年に出現が予測される脅威は以下の3点です。
- 日本人向けの攻撃が増加
- SNSが不正アプリの侵入口に
- 強引に広告表示するアドウェアが流行
トレンドマイクロの調査では、SNSの使用を、主にPCよりもスマートフォンから利用するユーザの方が多いことが明らかになりました。この結果より、今後はSNSを入口として、スマートフォンに不正アプリを感染させる攻撃が増加すると予測できます。
モバイルの対策としては、不正なアプリのインストールを避けること。むやみにアプリをインストールしたり、メールに張り付けられたリンクをクリックしたりしないように気を付けることが大切です。PCでは、セキュリティソフトを最新の状態に保ち、WindowsPCだけでなく、MacPCでも警戒が必要です。SNSの対策としては、身元不明の投稿やメッセージに張られたリンクを安易にクリックすることをやめ、情報公開の範囲に制限をかけることが大切です。
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