昨年の秋に矢野経済研究所が発表したデータによると、企業のタブレット端末導入率は18.4%でした。これは前年度の2倍です。急激に普及するタブレット。これを大いに活用するための機器のひとつがApple TVです。
企業のタブレット活用度を一気に高めてくれる機器
Apple TV(アップルティーヴィー)とは、テレビに接続するApple製の周辺機器。わずか10センチ四方の本体に電源ケーブルとリモコン(アップルリモート)がセットで、価格は8,800円です。これをHDMIケーブルでテレビに接続し、あとは電源を入れるだけ。iPadなどに保存した写真や動画、またはインターネット上のコンテンツを大画面で楽しむことができます。これを企業に導入すると、タブレットの活用機会がさらに広がります。
Wi-Fi環境があれば誰でもすぐに使える簡単設定
利用するときは、まずiPadのホームボタンを2回押し、マルチタスクバーを表示します。エアプレイボタンをタップし、ネットワークで認識されている「Apple TV」の「ミラーリング」をオンにします。これだけでiPadの画面がそのままテレビに表示されます。手元のiPadをタップするだけで見せたいものをいつでも大画面に投影できる環境が整うことにより、iPadで持ち歩くべきデータの選択や共有も社内で自然に進んでいきます。
社内会議はペーパーレス。準備も運営もスムーズに
右の写真は当社の部門長が集まる月に1度の社内会議風景です。発表者は中央のテレビにiPad上の報告資料を映して月次報告をしていきます。以前は資料を参加者分、毎月60枚以上印刷していました。また、配布資料が毎月増え続けるので、その管理にも困っていました。ペーパーレス会議は、こうした様々な煩わしさを解消してくれるのです。3月のIT勉強会では、ペーパーレスをテーマに当社の取り組みを紹介します。