Windows8の発売が2012年10月26日に決定しました。ちなみに、今年10月末までには、基本OSのWindows8はもちろん、スマートフォンOSのWindows Phone 8、初の自社ブランドタブレットのSurfaceがリリースを予定しています。今回は、そんな話題のWindows8について、少し予習をしておきましょう。
Windows8には、新しいユーザインタフェース(以下、UI)が採用されます。このUIは2011年8月に発売されたスマートフォン「Windows Phone」で採用されたものです。基本OSでもこのUIを採用することにより、パソコン、スマートフォン、タブレットといった複数端末間での操作に一貫性が生まれ、端末ごとの操作の違いによるユーザのストレス軽減を狙っています。もともとスマートフォンで使用されてきたUIを採用ということから、Windows8はタブレットでの操作を意識したOSにもなっています。
タブレット操作を意識していることは、起動してすぐに表示される「スタート」画面からも一目瞭然。アプリケーションのショートカットアイコンの役割を果たす「タイル」と呼ばれる大きめの長方形でカラフルなアイコンが画面いっぱいに並び、指で操作しやすくなっています。もちろん従来の「デスクトップ」画面に切り替えることも可能なため、新しいUIへの切り替えに不安を感じている方も気軽にアップグレードできそうです。他にも、写真をなぞるジェスチャーが自分だけのパスワードになる「ピクチャパスワード」の機能も加わり、感覚的な動作や楽しさ、安全性を兼ね備えています。