独立行政法人情報処理推進機構「IPA」は、同Webサイトにて、「2012年版10大脅威変化・増大する脅威!」を解説し、資料を配布しています。
2012年版10大脅威は、情報セキュリティ分野の研究者や実務担当者123名で構成する「10大脅威執筆者会」の構成メンバーによる投票で選定されたもので、2011年に社会的影響が大きかった10項目の脅威について、概要と影響、対策が解説されています。
攻撃のタイプや災害によるアクシデント、業務における不注意など、ランキング形式で10大脅威が紹介されており、2012年新たに明らかとなった脅威や、これまでも脅威と認識されていながら被害を抑えられていない脅威を確認することができます。ハード、システム、ソフトウェアなど、どこから攻撃されるかをポイントに、自身の業務に当てはまりそうな項目をじっくり読んでみると、企業ごとの対策が取りやすくなるかもしれません。
このように、ITのエキスパートである「IPA」のWebサイトでは、近年の情報セキュリティを取り巻く状況が理解でき、今後対策するための参考資料を得ることができます。それらの資料を、社内の研修やセキュリティ教育で活用することによって、社内のセキュリティ力をアップしていきたいですね。
「独立行政法人情報推進機構」http://www.ipa.go.jp/security/vuln/10threats2012.html/