iPadを全社員に支給して1年。導入期から活用期へと進んだので、利用者アンケートを実施してみました。その結果、25%の社員に「なくてはならないもの」、66%の社員に「あれば便利で使うもの」として愛用されていることがわかりました。Webサイトで調べもの、出張時のマップ利用ほか、さて、どんな活用が多いでしょうか?
社員の94%がメールに80%が予定管理に利用
iPadの平均利用時間は平日が1時間、休日は1~2時間。ワンタッチ起動なので手帳代わりです。メールやカレンダーはGoogleAppsを使用。同サービスで作った「さんろふとしょかん」という資料共有のプラットフォームは、全社員が利用しています。
社員の94%がiPadでソーシャルメディア利用
Facebookの利用がダントツ。続いてTwitter、mixi、Google+などで交流をはかっています。お客様との接点もずいぶん増えました。社内SNS風日報システムの利用率は73%。日報を書くだけでなく、他の社員の日報を読んで「いいね!」をします。
社員の68%が動画視聴動画がますます身近に
写真管理は40%、音楽管理は24%。これと比べて動画利用率は高めです。画質や音がきれいとの定評あり。仕事に役立つ動画もあれば、趣味で楽しめる動画も豊富。休日、車中で子どもをあやすために動画が役立っているという社員もいました。
社員の82%がノートに64%の営業はプレゼン
ノートは7notes、Evernoteが人気。表計算利用は30%程度。やはり、資料の作りこみはパソコンでじっくりが基本です。プレゼンのスライドはKeynoteで準備しますが、お客様との会話の流れに応じ、手持ち資料で即興プレゼンをすることも。
このほか、「リモート接続でのお客様サポート」「電子書籍閲覧」「会議の録音」など様々な用途が挙げられました。いずれにしても、場面に応じて情報や資料を取り出せる便利さが仕事のスピードを速め、表現の多様性が仕事の質を変えるきっかけとなったiPad。78%の社員が誰かにiPadを薦めたことがあるという事実も驚きです。